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トップ−我が町すみだ2007総決算




 1011月号で特集して参りました「祝!墨田区誕生60周年」ですが、年末号はその3として、今年のすみだのあれこれをまとめてみました。

◆平成19年
・国技館5000人の第九コンサート
・隅田公園桜植樹式(区民の寄金による桜創出事業)
・墨田区国民保護計画策定
・都立橘高校開校(立花)
・両国倶楽部発足(総合型地域スポーツクラブ)
・墨田区子育て支援センター開館(京島)
・すみだ環境の共創プラン策定
・墨田区長選挙
・墨田区議会議員選挙
・区民活動推進事業「いっしょにネット」 スタート
・墨田区食育推進計画策定
・広報「すみだ」がカラー刷りに。メール配信もスタート
・新タワーフォーラム実施
・隅田川花火大会
・参議院議員選挙
・真夏のイベント
 *隅田川和おどり/隅田川おどり/川のほとりのビアテラス<吾妻橋フェスト>/
  錦糸町河内音頭/町会・自治会の盆踊り等 
・第54回墨田区文化祭
 *合唱、太鼓、詩吟、謡曲、日舞、演劇、民謡・民踊、三曲、珠算、短歌、洋舞、作品展示等
・第32回すみだまつり、第37回こどもまつり
・光タワープロジェクトによる光の新タワーが出現。
・墨田区民オペラファイナル ガラ・コンサート
・墨田区伝統工芸展
・墨田区制施行60周年記念式典開催
・すみだものづくりフェア2007

 ズラーと並べてもこれはほんの一部です。墨田区が主催をするイベントや事業、地域の方々による行事、音楽団体、ボランティア団体、演劇関係、NPO、各種団体によるコンサートやセミナー、研究会、発表会等がたくさん企画されていましたが、いくつ参加されましたか?

◆協治<ガバナンス>
「協治?」「ガバナンス?」聞き慣れない言葉で区民の多くは「なんの事?」と思っているのでは…
 ご存知無いのも当然で、墨田区が17年11月に策定をした、20年後を見据えた墨田区基本構想で初めて、これからのまちづくりのキーワードとして初めて使った言葉です。1年半を掛けて、具体的な取組が明確になりました。公共サービスの担い手は行政機関で税金のみで賄うという考え方で、ずっと来ていましたが、それは統治、ガバメントという縦型中央集権社会の形で「国がやる事、お上がやる事」と、積極的に関与をせずにいたずらに批判する事も多かったのが現実ですが、社会全体が大きく変化している現代、視点を変えて、私たちの生活に関わる事、まちに関わる事は、行政任せにしないで、区民のひとりひとりが積極的に関わり、共に作り上げて行き、自助、共助、公助、みんなの智恵、力を集めてより良いすみだを創ろうとの新たな試みが「協治<ガバナンス>」です。
 協の字は三つの力を十分に発揮する意味でその力は「知る力」「つながる力」「行動する力」です。
◎知る力/正しい情報、必要な情報をそれぞれの立場で知る為にアンテナを磨く事が不可欠で、
 そのためにも的確な情報を発信することが大切です。
◎つながる力/上手な仲間づくり、ネットワークの構築、支援をする行政機関は、地域のリーダー、
 コーディネーターと協力して実現のための組織づくり。
◎行動する力/地域での問題や改善策など、気に掛かる事を解決するためには、仲間を募り、
 出来る事から行動を始め、行政機関と連携を取り合い、まず一歩動き出す事が大切です。

 自分を愛し、家族を愛し、地域を愛し、素晴らしいわがまちを作り上げる事が何よりも大切で、住み良いすみだづくりの担い手は区民のひとり、ひとりの力に掛かっています。そして、描く…

すみだの将来像は
  ☆歴史と文化が息づくまち
  ☆みんなが集う魅力あふれるまち
  ☆ずっと住み続けたいまち
  ☆ものづくりを応援するまち
  ☆災害に強いまち
  ☆みんなで助け合えるまち
  ☆お年寄りの智恵が頼られるまち
  ☆子どもの笑い声が聞こえるまち
  ☆環境にやさしいまち
  ☆みんなで決めたルールをみんなで守るまち

◆ま と め
 今年は天候不順に悩まされ、悲惨な事件や事故が続発した年でしたが、墨田区は大きな災害や事故も無く平穏な1年間でした。
 墨田区が誕生する迄は、この地域は大火や疫病、大震災、大空襲と悲惨な歴史を重ねて来ましたが、昭和22年3月に向島区と本所区が合併して、墨田区となってからは昭和33年の大水害を最後に安全で安心できるまちとなり、大震災発生時には激甚被害の地域し懸念される中、地域の方々の防災意識と連帯は強固で、最小限の被害に留めるための訓練と環境整備が進められています。
 度々の経済危機を乗り越えて「したまちど根性」のパワーは元気を取り戻しつつあり、この、10年で錦糸町駅周辺は目を瞠る様なまちになり、曳舟駅周辺再開発も序々に進み、世界が注目をしている新タワーも来年度からいよいよ着工。そして、世界に誇るすみだの画家「葛飾北斎」の記念館建設も具体的になってきました。
 いわゆる、ハコ物だけでは無く、すみだならではの地域コミニュケーション、連帯の絆で、子どもや高齢者を護る活動も各地域で生まれています。(ビデオ「新しいすみだへ向かって」をご覧ください。区民活動推進課制作 お申し込みは?5608−6592へ)
 ここ数年、マンション建設が進み、交通至便のまち、すみだの人口は11月1日現在で24万1,725人と増え続けています。新しく区民となられた方が一日も早く、地域に慣れてすみだの良さを共有してのまちづくりが理想です。今、墨田区は伝統の「ものづくりのまちすみだ」と並行して、新たに「観光のまちすみだ」を目指し、歩み始めています。
 地域のネットワーク一覧、各種の判りやすい小冊子や区民の必需書「わたしの便利帳」「すみだガイドマップ」も発行されていますので、お手に取ってすみだの探訪、すみだ再発見、困った時の手引き書として全戸配布しております。区役所、出張所にも置いてあります。HP等に情報がいっぱいあります。





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