４月号のAvenueにご寄稿頂いた、千歳の木曜倶楽部さん、こんなステキなサークルが千歳にあるなんて…と早速、我が町再発見!!スポットとして取材をさせて頂きました。
　木曜倶楽部は「両国界隈美術会」での仲間が会の解散後にもその親交を継続して、毎月第一、第三の木曜日に集まるようになって10年、毎回15人から20人の方が集うすてきな大人のオアシスです。
　第一木曜日は友禅作家の岩原さん、第三木曜日は一流企業の役員でもあり、多彩な趣味をお持ちの大石さんのお宅が会場になっています。共に千歳３丁目の至近距離にあります。これも不思議ですね。
　会員はすみだに限らず江東区、杉並区、国立市など遠方からも月に２回も万障を繰り合わせて参加。ご夫婦参加も５組程。
　会長は杉並にお住いの画家の和田 晶さん。スペインが大好きとおっしゃる歌がお上手なとっても楽しい方です。
　メンバーは国文学者、友禅作家、織物作家、画家、一流企業の重役、商店主、主婦等現役、卒業も含めて多種多彩の教養溢れる方ばかり、特別な規則も無く、出欠も取らずのフレキシブルスタイルで10年間続いているお仲間です。４月号で大変お世話になった角田妙子さんは、３月いっぱいで単身赴任先から戻られたご主人と共に仲間に入られ、仕事一筋のご主人が「地域にこんな素晴らしいオアシスがあって、これからが楽しみ」と地元デビューを。
「席亭のごちそうに惹かれて、月に２回栄養補給に集まるんですよ…」との冗談も。確かに、美味しい手作りのお料理がすてきな器に盛られてテーブル狭しと並びます。月に１回、岩原さんと大石さんの奥様がこれだけのお支度をなさる事にもびっくりですが、皆さんの楽しい会話と最新の情報が飛び交うサロンの楽しさ、素晴らしさには区内を駆け巡るアベニューにとってもカルチャーショックでした。
　年に４回の俳句の会、ゲストスピーカをお招きしての蘊蓄を語る会や音楽会、落語に初夏に出掛ける一泊旅行等…本当に楽しそうな皆さんの笑顔です。
　千歳は墨田区の最南端地域で、「えっ、千歳って江東区では？」なんて思われる方も多いのですが、その千歳に文化を共有する仲間の集いの場があった事は、本当我が町再発見でした。

■お問合せはAvenueへ TEL.3624-8673