業平５丁目の業平ホームの向かいのコスモ押上ガーデンシティは平成12年に完成、158世帯が暮らす大きなマンションです。世帯数の大きな集合住宅なので、地元町会とは分離して独自の自治会としての活動を進められましたが、居住者の意向は地域の方々との交流に重点を置き、業平５丁目南町会の町会員となる事を希望。町会行事に積極的に関わり、地域との交流を深める事が大切との強い思いでした。
　コスモ押上ガーデンシティには子育て世代の方が多く、常時100人以上（未就学児から小学生）の子どもがいますが、入居当時は学区域別の子ども会組織の関係で他校の子どもは入会出ないシステムになっており、子ども達の健全育成と安全のために新たにマンション独自の子ども会「コスモス会」を作り、同じ屋根の下の子ども達、仲間として楽しく交流を重ねています。三代目コスモス会会長の中野さん、補佐役の内藤さんを始め５人の役員さんのチームワークも完璧で、楽しいイベントを企画。
　今年はスポーツ懇親会とお餅つき大会を。11月26日のお餅つき大会はマンションの中庭に大きな臼が用意され、子ども達が順番に大きな杵でペッタンコ、ペッタンコと楽しそう。
　お母さんたちが、搗き上がったお餅を食べやすいサイズの黄粉餅や餡コロ餅にして配り、前夜から役員の家庭で作った豚汁を持ち寄りみんなで舌鼓を。当日の参加者は200名を越えて大盛況!!
　すばらしいコミュニティが築かれ、お互いに助け合い、守りあい、よその子でも悪い事はきっちりと注意する、叱るという信頼関係も構築できているようです。
　子どもを通してお母さん同士が仲良くなり、お父さんも巻き込んで家族同士の交流で会社人間だったお父さん達も地域に友人・仲間が出来て嬉しそう…と。
　コスモ押上ガーデンシティは理事会の組織も完璧で協力体制も整い、数年前の大雨の際に排水溝が処理不能になり、１階が浸水の危機に。夜中にも関わらず、多くの方々が大雨の中の共同作業で被害を最小限にくい止めたという見事な統率力と団結力で居住者同士の絆を一層
強くされたようです。
　地域コミュニティの新しい姿として理想的なモデルケースではないでしょうか？