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元気印のすみだの企業2  墨田区のトータル情報サイト『アベニュー』
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株式会社 サンコー
墨田区亀沢4ー21ー3 tel.5608-5741 ■http://www.sanko1.co.jp

代表取締役 有薗克明氏
  昭和42年に父上が労働争議で揺れる会社の建て直しを依頼されて設立。
 当初の社名は三幸写真製版(株)で、社員の幸せ、家族の幸せ、地域社会の幸せを願っての命名で今も「社是」となっているそうです。
 有薗社長は大手光学メーカーの営業を経験後に入社、製版現場で技術の習得後に営業として、社内で一目を置く営業成績を修めて2代目社長に就任という、たたき上げの後継を託された2代目経営者です。
 かつては、印刷工程で欠かす事の出来なかった、製版フィルムがデジタル化によって、需要が激減、12年前から製版専業から印刷全般の総合印刷会社に業態を移行、(株)サンコーに社名を変更、印刷業界の冬の時代を乗り越えてご盛業です。
 今年度は時代のニーズに合わせて他品種少量、短納期に対応が出来る最新鋭機を導入、常に新鋭機種の導入に積極的に取組み、顧客ニーズに敏感で信頼も大きい様です。
 30名の社員は若手も多く、若い感覚でのデザインやwebサイト対応も万全です。
 有薗社長は東京都印刷工業組合 墨田支部の支部長として、すみだの印刷業界活性化に取り組み、「個人、一社としての発言力は小さくても、組合としてまとまる事により、大きな力を発揮出来るはず」と、組合員の増加を諮り、連帯の為に尽力を惜しまない姿勢は高く評価をされています。
 
多方面にご活躍
 すみだを元気にとあらゆる方面でもご活躍で、NP0法人隅田川・江戸文化観光振興会の幹事や、今年度の「ものつくりフェア2008」の実行委員長としての重責も務められます。奥様もすみだの異業種グループのメンバーで、ご夫婦ですみだの元気の為に、スキルアップの為に積極的に活動をされ、後継者となられるご長男は「フロンティアすみだ塾」の塾生で経営学を学んでいます。
 総合印刷とは、単に紙に印刷をするだけではなく、企画の提案、デザイン、版下、印刷までの一環作業の他にデータベースの制作、ホームページの作成、サイトの構築等のwebサービス迄の対応によりあらゆる告知一般を網羅できる印刷の事です。印刷業界は名刺、ハガキ等の軽印刷から帳票、チラシ、ポスター、カタログ、新聞、雑誌に至るまで幅広く、もっとも歴史ある産業の一つです。印刷物のご相談は是非ともお任せください。

 

吉岡商事株式会社
墨田区東墨田2−13−1 tel.3616-2777 fax.3617-3000

代表取締役 吉岡聖司氏
 昭和3年に父上が15坪の長屋で、油脂を再生して石けんを作る工場を創業。
戦時中の4年間は停業、昭和20年に現社長も加わり本格的に石けんを製造、「かめのこ石けん」としてブレイクしましたが、27年頃から石けんの売れ行きが止まり、近隣の工場の倒産が続き、油脂製造に切り替えて二次油の取扱業者に。
 二番油を脱酸、脱臭、脱脂の精製処理をして食用、飼料に転用して販売。油は産業廃棄物ではなく、徹底して利用出きる資源として活用をすべきとのポリシーの元に事業を展開して80年の企業です。昭和35年に油脂、石油の輸入が自由化され、椰子油が大量に入ってきて、二次油の価格が下落、原点の石けん製造に戻り本格的に石けんの製造販売を。
 昭和62年からは石けん、洗剤の販売の他に二番油の引取業務を再開、資源の有効活用の為に無料で回収しています。
 東墨田の会社は元気いっぱいのオーラを近隣に振りまき、年に一度の恒例の「洗剤まつり」は石けん、洗剤、油等の他家庭用品の大バーゲンで賑わいます。東墨田少年野球場の近くなので、野球応援のお母さん達でごった返す盛況ぶりです。
 この洗剤まつりは20年続く恒例イベントとなり、焼きそば、フライドポテト、かき氷等の無料サービスも有り、多くの方が楽しみにしています。(今年は7月5日(土)、6日(日))
 「走るスーバー」と好評の日用品移動販売の車が数台、都内を走り回り、定価より安い日用品の販売は高齢者や、重たい買い物が苦手の方の助っ人として好評で、社長の思いやりが生んだビジネスでもあります。
 社長の吉岡さんは80歳には見えないお元気で優しい笑顔は、
地域に信頼される会社づくりを心掛け、「打算を許さず、利益を地域に社会に還元、身綺麗に生活をして、誰にも気兼ねをせず、誇りを持って生きる」との強い信念に裏打ちをされているようです。

一族郎党末広がり・・・
 なんと、吉岡さんは11人のお子さんと27人のお孫さん、7人のひ孫という大親族!! 社員はみんな20年近くお勤めのアットホームな会社で和気藹々とお仕事をされ、年に2回の2泊3日の社員旅行では既に日本中を回ってしまったそうです。取引先もみんな、長いお付き合いとか。人に慕われ、人が集まる社長のお人柄なのでしょう。環境にやさしいステキな企業です。

 

東京山喜株式会社
墨田区石原4−37−4 tel.3623-5291 ■http://tansuya.jp

代表取締役 中村健一氏
 この4月に本社を石原に移転のすみだではホヤホヤですが、急成長を続ける、リサイクルきものショップの「たんす屋」さん。ベンチャー企業との印象が強かったのですが、創業は大正13年という着物の卸売り業の老舗で、現社長は3代目。
 人形町の社屋が手狭となり、墨田区へ。縁もゆかりも無いまちでしたが、移転をして、大正解!と。
 着物産業が斜陽となり、8年前から業態をガラリと替えて、着物リサイクルをメインにして急成長しています。着物に囲まれて育ったDNAは着物に対する愛着が強く、箪笥に眠る40兆円とも云われる着物に陽の目を与え有効活用し、そこから和服の素晴らしさを再確認して、着物業界の再生も視野に入れる壮大なビジョンを持って、展開をされています。
 愛着のある着物の買い取りは一点づつ、査定のプロが査定、買い取り後に、全てを十日町の工場へ直送、ドライで丸洗いをして、殺菌、抗菌、消臭、染み抜き、プレスをして販売をする徹底したシステムです。買い取り品のフロアーは樟脳の着物特有の懐かしい臭いがありますが、再生着物のフロアーは一切の臭いが無く、完全に処理がなされた事がわかります。

「古着」ではありません
「古着」の概念を変えて、他人が着ていた過去を完全に払拭をして着物を再生して、新しい所有者には1万円〜着物が手に入るという驚きの値段でもあります。
 全国に110店の「たんす屋」を展開、4割がフランチャイズ方式、6割が直営で社員はパートを含めて400人を越す大企業です。年間40数万点以上の着物を取り扱い、査定ゼロのシミや汚れのある着物は丸洗い後にほどいて、端切れとして廉価で販売して人気です。最近は着物が若い人に見直され、気軽に着られるリサイクル着物がその足掛かりとして注目をされ、その一端が年間の来店者は110店舗で50万人に現れています。(区内では錦糸町のリビン4階にあります)
 特異のアイデアと卓越した商才で、時流を読み取り、こだわり(執着)を捨てるという勇気も併せ持つ、素晴らしい経営者に愛される和服のこれからが楽しみでもあります。
「ようこそ、すみだへ」のこれからの進化が楽しみな若い社員の活気に溢れる企業です。
 社長ご自身はスーツを着用しない、何時でもどこへでも羽織袴の和装で通し、良くお似合いです。一度お会いしたら、強い印象を残す歩く“着物広告塔”でもあります。

 




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