ごあいさつ
　すみだのタウン情報紙「Avenue」は、すみだの皆様のお役に立つ保存していただく情報紙として1995年８月に創刊、微力ながらもすみだの文化の貢献に寄与をさせて頂くべく発行を続けて参りました。
　2006年の11月号、2007年３月号の特集ではすみだでご活躍のプロの音楽家の皆様を取材させて頂き、こんなに素晴らしい方々のご活躍を地元のすみだ区民が知らないのは勿体ない、音楽家同士のネットワークを作り、ご活躍の場を拡げる為に、何かが出来ればと強く思っておりましたが、１年間の準備期間を経て、「Avenue すみだ芸術祭」の開催に漕ぎ着ける事が出来ました。
　今回の芸術祭はクラシック、ジャズ、シャンソン、日本舞踊、フラメンコと音楽芸術の異業種が一同に集う、プロや専門家では、絶対に企画をしないイベントで、ステージに関わる方々には「不可能!!」と一蹴されてしまいましたが、素人の強さと申しましょうか、出演者、プロデューサーが度々の実行委員会を重ね、素晴らしいコンサート、ご満足の頂ける楽しいイベントに仕上げるべく４月６日に向けて準備中です。
　同時開催として、絵画・書道・写真（プロ・アマを問わず）の「私の逸作展」をホワイエにて行います。すみだの総合文化をお楽しみ頂けます。逸品展は11時〜終演迄の時間、ご自由にご覧頂けます。


出演者プロフィール（プログラム順）

		鴨下 和美（フラメンコ　スタジオイリス主宰） 　フラメンコに魅せられ単身スペインに渡り、本場で修業。江東橋５丁目のフラメンコスタジオを開設して丸10年。区内の各種イベント、ソロリサイタル、ライブ活動を続けるパワー溢れる方です。

		中谷 幸哉（マリンバ　武蔵野音大教授） 　２年間、新日本フイルのパーカッション奏者として活躍されていましたが、現在は団友。武蔵野音楽大学準教授として後進の指導に当りながら、ご夫妻でのマリンバコンサートを開催。第一回日本打楽器コンクールで優勝。ご夫妻で「ダヤ・チプタ・マリンバ」を主宰。

		中谷 幸子（マリンバ） 　中谷幸哉夫人、打楽器を有機的に用いた教育指導の第一人者。ご夫妻で区内の学校や施設への訪問演奏会は150回を越え、楽しく、美しいパーカッション二重奏を探求されています。子育て真っ盛りです。

		吉鶴 洋一（ビオラ　新日本フィル） 　新日本フィルハーモニー交響楽団の広報マンとして、区内で数多くのコンサートを企画、出演をされ、すみだの音楽文化発展の為に多大な寄与をされています。すみだから世界へ駆け巡るビオラ奏者です。根っからのすみだ人として交友も広げ活躍されています。

		吉鶴 ゆか里（ピアノ） 　吉鶴洋一夫人、学生時代から、数々のコンクールに入賞。二人のお子さんを育てながら、ご自宅でピアノ教室を開いています。ご夫婦でのコンサートも多く伴奏者としてもご活躍です。

		夏木 妙子（シャンソン） 　大学時代に歌唱レッスンを始め、卒業後に「銀巴里」のオーディションに合格。両国の「お台所」でバンド仲間と楽しく活動、年に２回のライブ活動を続けています。 　介護施設へのボランティア慰問等、ご家庭を大切しながら多方面にご活躍です。

		ＥＩＫＯ（ジャズ　マーサ三宅ボーカルハウス講師） 　生粋のすみだ人。広いジャンルを歌いこなし、その歌声は多くのファンを魅了。ジャズ一筋、歌一筋の生き様には、プロの姿勢を感じます。マーサ三宅ボーカルハウスでの講師の他、多くの生徒を指導、すみだを代表するプロのお一人です。

		藤間 勘洋雪（日本舞踊　藤間流師範 名執） 　６歳から日本舞踊を始め、現在は東向島に舞踊教室を持ち、自宅稽古、出張稽古の他、PTA、地域活動等広い分野でご活躍を。墨田区文化祭の洋舞部門「さくらフェスティバル」開催に尽力をされました。小説家小杉健治氏夫人。

		竹倉　愛（司会・進行） 　Ｊ：ＣＯＭすみだのキャスターとしてお馴染みの笑顔では。東向島に生まれ育ち、東向島広小路の呉服「尾張屋」さんのご長女。2006年度東京きものの女王。映画、テレビ等での活躍が期待されています。

柳生 慎一（プロデュース）
　劇団四季の団員であった経験を活かし、小中学生にミュージカル等の指導をしています。お若いですが、多くのキャリアを積み、今回の「Avenue すみだ芸術祭」にはどんな手腕を発揮してくれるでしょう。

小杉 稚依（プロデュース補佐）
　日本舞踊でご出演の藤間勘洋雪さん。舞台と裏方の二役。その他諸々の折衝や緒雑事を。

山田 勝巳（舞台監修）
　すみだの演劇、舞台界の大御所。今回の企画では若手のプロデューサを中心に進めましたが、要所をきっちりと押さえ、総合的プロデュースを担当、すみだの文化の継承にご尽力を頂きました。

平野 守助（Avenueすみだ芸術祭実行委員長）
　初めての企画でしたが、申請書類の作成、ご支援、ご協賛へのお願いを始め多大なご尽力に感謝です。

臼井 征子（総責任者　Avenue編集長）
　すみだを愛する思いから開催に至った今回の「Avenueすみだ芸術祭」、右も左も判らない分野に足を踏み入れ、地を這いずる毎日が約１年。出演者、ご支援下さる皆様に感謝を。そして大成功を祈るのみです。


当日プログラム
☆フラメンコ（ソロ 鴨下和美・群舞）
　〜・〜 セレモニー 〜・〜
☆マリンバ演奏（中谷孝哉・幸子）
☆ビオラ・ピアノ演奏（吉鶴洋一・ゆか里）
☆シャンソン（夏木妙子）
　〜・〜 トークショー 〜・〜
☆ジャズ（EIKO＆バンド）
　〜・〜 全員合唱 〜・〜
　EIKOさん・夏木さん指導「皆で楽しく歌いましょう」
☆日本舞踊（藤間勘洋雪他）


チケット／2,500円、当日3,000円
　　　　　墨田区文化観光協会（吾妻橋１−１６−１）
　　　　　Avenue　tel.３６２４−８６７３（お届けします）
主催／Avenueすみだ芸術祭実行委員会
後援／墨田区・墨田区文化観光協会・東京商工会議所墨田支部・
　　　（社）墨田区勤労者福祉サービスセンター
お問い合わせ／Avenue編集委員会 tel.０３−３６２４−８６７３