墨田中学校の学区域の生徒、児童に太鼓を教えようと設立したあさま太鼓は来年25周年を迎えます。
お祭りの盆踊りに子どもたちに太鼓を叩かせたい!と始まりましたが、現会長の石嶋さんが、娘さんが習っていた事がご縁で指導者になってからは本格的に組み打ち太鼓に挑戦。メキメキと上達、結婚式等でも披露する腕前となり人気です。
老人ホームや養護学校なども慰問し、とても喜ばれているそうです。
石嶋さんは昔バンドを組み、ドラマーとして活躍をされていたというその指導力も大きいのでしょう。「太鼓をやる子はみんなしっかりして、落ちこぼれや横道にそれないので指導のし甲斐があります」と話されますが、みんな地域の子どもという連帯感が子どもを見守る大事な作用をしているのでしょう。
一期生がもう33歳、卒業後も積極的に関わり、親子で指導に関わる佐藤 博さんと長女の由実さん、二女の麻実さん。鵜飼秀一さん、清子さん父子等とても楽しそうな練習風景です。現在小学4年生から高校生までの約30人。
練習会場は墨田中学校第二音楽室、練習日は月2回、月謝・会費は無しという地域の粋なお父さんたちがサポート隊を作り、太鼓の指導、搬入・搬出はもちろん雑事の全てをこなす地域密着型。細かいキマリは作らない、アバウトだけれどもまとまりのある下町向島の粋を地で行く、とっても楽しい会で盆踊りには「あさま太鼓」のブースも出店、お父さん、お母さんも一緒に参加の一大イベントで団結振りを披露。
練習は3つのグループに別れ、順番に指導を受けながら新作に挑戦。8月の墨中地区青年会盆踊りに披露する太鼓演技の猛特訓。難しい…と言いながらも熱心に取り組んでいました。世の風潮でしょうか、参加者の7割は女の子小粋な姿は可愛らしいですが男の子はどこへ…。 |