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元気印のすみだの企業  墨田区のトータル情報サイト『アベニュー』
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トップ−すみだの誇り!元気印のすみだの企業




丸源飲料工業株式会社
墨田区立花4−7−8 tel.3617-0121(代) ■http://www.marugen.com

代表取締役社長 阿部貴明氏
 創業は大正5年6月。ラムネ・サイダーの製造・販売業として本所区柳島で事業がスタート。大正12年の関東大震災で罹災、再建後の昭和2年、区画整理により工場を立花(現在地)に移転。
 東京大空襲で工場が全焼、21年に再建。以降業績を伸ばし続け90年の歴史を持つすみだの優良企業で、現阿部貴明社長は4代目になります。
 昭和36年にコーラが日本に上陸、それまで飲料は牛乳、オレンジジュースにサイダーそれにカルピスしか知らなかった日本人には強烈なカルチャーショックでした。しかしコーラが飲料革命の端緒となり、昭和45年頃からの外食産業ブームが起こり日本人の飲食の習慣が大きく変わりました。マクドナルドやミスタードーナツなどの大手外食産業のチェーン展開の第1号店から取引きで着実に業績を伸ばし、昭和53年に宇都宮工場を新設。製産拠点を宇都宮、本社機能と研究開発部門を墨田区立花に置き、海外にも支店や傘下企業も多く世界に雄飛して進化を続けています。
 研究開発部門では優秀な人材が揃い、毎年500〜600の新製品を開発、常に時代のニーズに応じる飲料づくりの研究を続ける一方、30年来変らぬ美味しさのチョコレートドリンク系商品はロングセラー商品もあります。
 フロリダには果物の栽培農園を持ち、高品質のバレンシアオレンジ、グレープフルーツを栽培。その他、ブラジル、オーストラリア、中国等の各地で各種果実の栽培を手掛け事業展開をしています。

誰もが一度は口にしているはず
 ジュース類の他にコーヒー、チョコレート、キャラメル、ミルクベースの飲料など、墨田区民で丸源飲料工業(株)の飲み物を飲んだ経験の無い方はいないはず…と言われるほど、飲料に関して広いシェアを持つ会社ですが、業務用(ホテル・レストラン・飲食店・自販機)に特化しているために、社名が表に出ませんが、すみだを代表する企業です。
 平成14年に代表取締役に就任された阿部さんは、すみだに生まれ育ち、西吾嬬小学校のPTA会長を4年、向島PTA連合会の会長を努め、町会や神社のお手伝いにも積極的に参加、すみだの産業をサポートする東京商工会議所墨田支部での活動を父上の代から受け継ぎ、住み続ける町、住み続けたい町にするための努力を惜しまない…と、生粋のすみだ人の社長が経営、進化を続ける企業です。

 

関東食研株式会社
墨田区緑4−23−4 tel.5625-6680(代) ■http://www.kantoushokuken.co.jp

代表取締役社長 鷺谷一雄氏
 創立は平成10年5月の若い会社ですが、設立以来、倍々の急成長を続け、今年度売上目標30億円という「食研」の分野では日本一のノウハウを持つ企業として、高く評価されています。アルカタワーズに勤務先があり、東向島に住んでいた事から、有限会社から株式会社に改組を機に本社を墨田区緑に移転、旭日の成長を続けています。
 鷺谷社長は若い頃から起業の夢を持ち、就職した会社が、合併の度に大きくなり、ご自身もそこで多くの事を学び、人脈を築き、全ての環境が整って会社を設立。強運の方の人生サイコロの進み方には納得と驚愕です。
 「食研」とは食品全般の研究・開発で、持ち込まれる相談は、新商品開発途中で「ゼリーが固まるとか、固まらないとか」、「油が分離する、凝固する」等の企業にとって深刻な問題で、「食の病院」として難問解決のノウハウの蓄積量が膨大で食の安全の厳しい要求をクリア、絶大の信頼を得ています。
 研究部門が一同に集結、あらゆる場面に対応可能なシステムが構築され、大企業の研究開発部門では見落としがちな問題を全研究員で対応する事により、迅速な問題解決と効率的な研究が可能な事がメリットです。

通ってくるのが楽しい会社に
 鷺谷社長は方針として、全社員が単なる従業員ではなく、会社を愛し、仕事が楽しい、会社に来る事が心地良い環境づくりを心がけ、本人の希望以外は配置転換をしない、一人一人が職場でのマイスター、職人を目指して欲しい。技術・経験を大切に高齢者の採用にも配慮し、オールマイティに客先のニーズに対応出来る人材の宝庫としての「関東食研」を目指し、具体的な目標として、基礎開発部門で売上目標200〜300億円の他、オリジナル商品の開発を掲げています。
 食品業界は製品の寿命が短く、常に新製品を発売しなくては競走に勝てず、存続出来ない業界の側面があり、そんな企業のお手伝い、食品の病院として、黒子に徹し、これからも重要な使命を担い続ける事と思います。
 ずっと全力疾走を続け、これからも走り続ける鷺谷社長ですが、ゆとりを感じさせるのは、まだまだ秘めたるパワーが溢れているからなのでしょう。ご自宅は栃木の真岡市で週末に戻る生活だそうです。会社が大きくなっても墨田区を離れたくない、いずれ自宅も墨田区へ…とすみだ大好き頼もしい若々しい社長の率いる会社です。

 

株式会社ペッパーフードサービス
墨田区吾妻橋3−3−2 tel.3829-3210 ■http://www.pepper-fs.co.jp/

代表取締役社長 一瀬邦夫氏
 (株)ペッパーフードサービスは墨田区内でステーキくに、ペッパーランチ、かつき亭を展開する会社です。
 創業は昭和45年5月、一瀬社長が27歳の時に向島にオープンした「キッチンくに」。山王ホテルのコックから、客席数12の小さなレストランを始め、下町で喜ばれる洋食屋として豚カツ、海老フライ、ハンバーグが大人気のお店に。37歳で自社ビルを持ち、順調に業績を伸ばし昭和62年に「ステーキくに両国店」、平成6年に高価な料理の代名詞でもあるステーキを「若い人にお腹いっぱい食べて欲しい」との思いから「ペッパーランチ」事業を始め、今日の一大ステーキチェーンを作り上げました。現在、フランチャイズ展開を軸にチェーン店は世界に拡がり、システム立ち上げ12年で167店舗、目標は500店舗だそうです。墨田区にも業平・曳舟・石原・押上・錦糸町南口・オリナス錦糸町店の6店舗あります。

農林水産大臣賞を受賞
 ペッパーフードサービスはオリジナルのビジネスモデルを作り上げた事により、2005年6月に「新規業態開発部門」で農林水産大臣賞を受賞しました。電磁調理器、鉄板に一瀬社長のコックとしてのノウハウが凝縮した誰にもマネの出来ないオリジナルシステムをベースに素材の良さに加え、秘伝の調理法がペッパーランチを不動のモノにしています。
 平成9年に吾妻橋にオープンした「かつき亭」は日本一海老フライが美味しいお店として、人気で行列が出来る程。
 6月20日には向島の創業の地に焼肉の専門店「くにえもん」がオープンするそうです。
 BSE問題で牛肉を取り扱う業界やお店は大打撃を受けましたが、その苦境をはね返す逆転の発想で見事に乗り切り成長を続けています。事業で得た収益でしっかりと税金を払い、会社に体力を付け、次ぎのステップへ進むという、急成長企業であっても、35年の歴史を重ねた企業の堅実さを併せの持つ経営方針のようです。
 人の数倍仕事をし、そして、今も寸暇を惜しんで世界を飛び回っている一瀬社長の趣味はなんと、鈴虫の鑑賞と飼育で、小さな命、その一つずつの個性を愛おしく見つめる至福の時を楽しまれているそうです。ご自宅は約45年前から墨田区内、どっぷりすみだの、すみだを愛する元気な社長の元、活力ある社員が揃う素晴らしい企業です。

 




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