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平成18年度 当初予算概要  墨田区のトータル情報サイト『アベニュー』
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 平成18年度予算の概要が発表されました。
 長引く不況もようやく回復基調にのり、5年連続の緊縮財政から、18年度は特別区民税、地方交付金の増収も見込まれ、一般会計で17年度より15億6千万円多い879億1千9百万円、特別会計では19億4千2百万円増の573億7百万円で合わせて35億円増の1千4百52億2千6百万円の予算編成になっています。
 中小零細企業の集積する墨田区では本格的な景気回復にはもう少し時間が必要との懸念もあり、引き続いて堅実予算編成となっているようです。


 1.安全で安心な「すみだ」づくり
 2.子どもたちが健やかに育つ「すみだ」づくり
 3.環境にやさしい「すみだ」づくり
 4.人が集まり活気あふれる「すみだ」づくり
 5.区民がいきいきとすごせる「すみだ」づくり


  以上の五つの柱を元に予算が編成され、35の事業が予算に組み込まれています。


1.安全で安心な「すみだ」づくり 
  地域防犯リーダーの養成
 
 危機情報等のメール発信(防犯・防災/子どもの安全)
  小中学校、幼稚園での児童・生徒の安全対策
    全学校、幼稚園に防犯カメラ、モニターの設置と電子錠の設置
  新防災対策の推進
    生活空間の安全確保のため「生活空間安全チェックシート」の全世帯配布。
    家具転倒防止器具設置助成と木造住宅の耐震化推進事業の実施
  押上・業平橋駅周辺地区の整備、北十間川水辺活用構想の策定
  曳舟駅周辺地区の整備
   A−曳舟駅前地区再開発
    平成18年度1街区建設工事/20年度一部住宅棟完成/21年度完成。 
   B−京成曳舟駅前東地区再開発
    第1地区は19年2月に完了。第2、第3地区は協議中

2.子どもたちが健やかに育つ「すみだ」づくり
  子どもの医療費の助成対象範囲の拡大
   入院時の医療費の無料化(義務教育期間)
   入院外の医療費は小3まで無料
  南部地区への保育園新設
   緑2丁目23番(旧緑図書館跡)に19年4月開園。民設民営方式の認可保育
   園、児童定員100名。社会福祉法人 ベタニヤホーム運営
  子育て支援総合センターの整備
   曳舟再開発ビル(京島1−35)に19年4月に開園。
   在宅子育て支援拠点/子育てネットワーク拠点/情報拠点
  認証保育所保育料負担軽減制度
   子ども一人月額10000円
  学校支援指導員の全校配置
  小中学校のトイレの様式化

3.環境にやさしい「すみだ」づくり
  資源回収システムの見直し、粗大ごみの日曜収集
 従来、町会・自治会中心の資源回収を行政回収と並行して行う。回収場所の大幅増加と回収頻度、品目を増やしてゴミの中に含まれる資源の80%を回収。粗大ごみの収集と持ち込みを日曜祭日にも実施。

4.人が集まり活気あふれる「すみだ」づくり
  観光案内所の開設
 賑わいの創出と地域活性化のために吾妻橋たもとに観光案内所、文化観光協会を設置。区民と来街者への情報発信と観光グッズの販売、紹介の拠点18年7月開設予定。
  ピーター・モース・コレクションの出版と北斎ハンドブック改訂版の作成
 葛飾北斎の作品の研究と収集の第一人者故ピーター・モース氏の貴重なコレクションの図録を出版。
  墨堤の桜の保全・創出事業
 徳川吉宗が疫病退治と庶民の観光地として隅田川沿いに桜を植え、墨田区民だけではなく都民や観光客に一大桜の名所として親しまれている墨堤通りの桜ですが、昭和44、5年、高速道路建設に伴い、植え替えから時がたち、ソロソロ生育環境の悪化に伴い衰弱をしてきています。18年度は、品種の異なる新たな桜を植え、その費用は広く一般からの寄付で賄うための寄金募集を。
  旧安田庭園再整備事業
 平成8年に東京都文化財の「名勝」に指定された旧安田庭園は昭和46年の大改修工事から34年がたち老朽化が進み、庭内の整備を行い文化財庭園としての活用を図ります。
  ものづくり企業若者就職サポート事業
 2007年問題ともいわれる団塊世代の大量停年時代に備えて、若手従業員の確保と養成が必要になっています。5年計画で区内のものづくり企業を中心に若者300人の就職を目標に区とハローワーク墨田、アビリティガーデンとの連携によりセミナー、研修会、見学会、面談会等を実施。
  フロンティア人材育成支援事業
 段階世代の大量退職時代を迎え、シニア世代の技術、能力、ノウハウを次世代を担う後継者、若手企業人の育成のための事業支援を実施。
  「商業活性化すみだプログラム」の策定
 区内の商店街、個点は消費者ニーズの変化や大型店・新業態店の進出により商業環境が大きく変化、後継者不足や転廃業の増加で空き店舗が増え、都市型観光の展開や区内各地で進められている拠点整備(錦糸町・両国・押上、業平・曳舟等)においての商業の果たす役割は高まっているので、それぞれの特性を生かした商業活性化プログラムを策定。
  産学官連携事業の推進
 平成14年12月に墨田区と早稲田大学の「包括的事業連携協定」を締結、4年目を迎え「産業振興」「まちづくり」「ひとづくり」など、成果をふまえてより一層の事業の拡充と新規事業への取り組みを実施。
  「すみだ新ものづくりフェア2006」の開催
 すみだ中小企業センター開館20周年を迎え、ものづくりへの新たな取り組みを広く区の内外に向けて発信

5.区民がいきいきとすごせる「すみだ」づくり
  協治(ガバナンス)の仕組みづくり
 区民が区とともに力を会わせ、魅力や活力あふれる「すみだ」の未来を作っていくために、区政への区民参加や協働を進め、地域の自治を確立。
  第3日曜日の庁舎窓口開庁(9時〜17時)
 核家族や女性の社会進出に伴い、平日は仕事などの理由で区役所へ行くことが出来ない区民のために、窓口業務の中で最もかかわりの深い転入・転出届や証明書の発行手続を中心として休日の窓口開設を行う。
  総合型地域スポーツクラブの設立支援
 地域住民のコミュニティの推進と健康増進のために地域住民の自主運営を基本とした様々なスポーツを愛する区民で構成する「総合型地域スポーツクラブ」の設立を支援
  区民健康体操の開発・普及
 区民健康体操を日本相撲協会オリジナルの「相撲健康体操」をモデルに作り、区民の健康増進に貢献させる。


 以上、気になる項目を列挙致しましたが、詳しい事は直接お問合せください。
 また、当サイトでもお問い合せ先へのお取り次ぎを致します。



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